・<県政に対するご意見をください>   あて先は tokoiy@atlas.plala.or.jp
このコ−ナ−では、常井洋治が、「日々の活動」、「最新の県政情報」、「身近なできごと」や「新たな感動」などについて、皆様に発信します。
また、皆様から、県政に対するご意見やご提言をいただき、常井洋治がコメントさせていただきます。
そして、常井洋治と皆様の、双方向の「県政ほっとコ−ナ−」にしたいと考えています。

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(2005.8.26)
■台風11号の被害状況を見て回りました。(N0.155)

<写真:8月26日8時30分現在の岩間町市野谷地内の巴川の状況。前方は常磐線、右側が東京方面。>
 私は、台風や大雨の後には、選挙区内の河川や道路、田畑の被害状況をつぶさに見て回ることにしています。そして、被害箇所の情報を土木事務所などに連絡しています。
 私が毎回見るところがあります。岩間町の愛宕山に源流を発する巴川です。巴川は、鉾田町を経て、霞ヶ浦に流入する河川です。ただ、岩間町内では、川幅が狭く、少しの雨でも流れの勢いが早くすぐに水かさが増します。
 かつて、巴川は、常磐線をくぐるところで土砂が堆積していたため、川の水があふれ近くの田んぼに流れ込んで被害が出ていました。田んぼの土地改良で、換地の責任者だったAさんは、「巴川の改修をして、その被害を防止しなければその田んぼの所有者に申し訳なくて死んでも死にきれない」と言っていました。
 私の初当選後すぐに、大勢の関係者と土木事務所職員、JR関係者で現地調査を行い、直ちに、流れがスムーズになるような改修をしました。予算が足りず、抜本的な改修は、未だにできませんが、田んぼへの流入は、今回もないことを確認できました。
 私は、自分の議員としての初仕事の後の状況を見に行き、必ずや本格的な改修をするためのエネルギーとしています。この箇所は、毎年の土木事務所との勉強会でも、強く要望をし続けています。
 先ほどのAさんは、頑健な方でしたが、90才を過ぎて亡くなり今年新盆を迎えました。私は、新盆参りで仏前に思い出を語りかけ、本格改修の実現を約束してきたのです。

 

(2005.8.25)
■友部SAのETC社会実験が順調に推移。恒久化に向けてもうひと踏ん張りです。ぜひご協力を!(N0.154)

<写真:県土木部高速道路対策室の渡辺室長(まん中)から、中間報告を受けた。実験成功と恒久設置への熱意に感謝したい。>
 7月1日から開始した実験は、8月24日現在の利用交通量は次のとおりになっています。
@ 平均交通量 620台
A 平均交通量 (平日)670台
B 平均交通量 (休日)507台
 今回の実験の目標は、650〜700台ですので、もう少しです。平日が多いのは、通勤利用が増えていることによるようです。通勤時間帯の料金5割引きが効果を発揮しているようです。9月19日まで実験は続けられます。
 これまでの中間状況を見ると、次のような分析結果がでているようです。
* 友部SAのETC利用者の5割が岩間ICからの転換、1割が誘発利用者(新規開拓分)
* 中型車と大型車の利用は、5週間で約2.3倍に増加。
* 目的地までの時間短縮のための利用が1位
* 利用者の9割以上が、今後も利用の意向
 県は、9月2日、東京などの企業を集めた「産業視察会」を開き、企業誘致に力を入れる。東京駅八重洲口からバスで、常磐道友部SAのETC専用ICを利用して、隣接するいばらき総合流通センターや常陸那珂港などを視察し、帰りには、つくばエキスプレスに乗ってもらう行程のようです。
 土木部や、商工労働部、企画部がお互いに連携しながら、柔軟な考え方をし始めています。良い傾向だと思います。率直に評価し、成果を期待しています。

 

(2005.8.25)
■県知事選挙が公示。橋本候補の出陣式に出席しました。(N0.153)

 橋本候補の出陣式は、水戸市総合運動公園内の体育館で行われました。4選目をめざす現職知事だけに会場いっぱいの参加者でした。
 同候補は、@行財政改革の推進 A産業大県づくり B少子化対策と教育 を政策目標に掲げています。これから、9月11日の投票日に向けて県内遊説を行います。
 西茨城郡内の遊説日程は、次のとおりです。どうぞ、お誘い合わせのうえお出でになって政見を聞いて頂きたいと思います。
@ 8月30日(火) 10:30  友部町役場前
A 8月30日(火) 13:00  岩間駅前
B 8月31日(水) 14:30  カスミ岩瀬店
 9月11日は、衆議院選と同日投票日ですので、投票率は大幅にアップすることが予想されます。今回の知事選は、市町村合併後の地域づくり、三位一体の改革の推進をはじめ、前に橋本候補の掲げた課題など、われわれの生活に身近な問題の山積した中での選挙です。
 衆議院選挙とは、また別の視点でじっくりと考えて必ず投票して頂きたいものです。

 

(2005.8.24)
■県戦没者追悼式に出席、英霊の御霊の安らかんことをお祈りしました。(N0.152)

 茨城県は、毎年県内の戦没者、約5万8千柱の追悼式を行っています。私は、毎年出席しています。今年も、県立文化センターを会場に、各市町村から遺族会の皆さんが参加しました。終戦60年になるせいか、遺族の高齢化も顕著になり、出席者も幾分少なくなってきているような気がします。
 今年の遺族代表は、85才になる小貫さんでした。夫を失い、必死に一生懸命生きてきた様子が、追悼のことばから伝わってきました。私も、社会の一員として、こういうつらい思いをすることの無いような平和な社会を創っていかなければならないと、心を新たにしました。
 そしてまた、戦争の体験を風化させずに、次の世代にしっかりと伝えていく役割を、県が積極的に果たすべきだと思っています。

 

(2005.8.22)
■過熱する衆議院選挙、大事な一票を、じっくり考えて投票したい。(N0.151)

<写真:岩瀬町カスミ前の街頭演説>
 郵政民営化に起因する衆議院解散で、暑い真夏にホットな戦いが繰り広げられています。ここに来て、各党とも予定候補者が出そろい、「刺客」論争も一息と言うところでしょうか。
この選挙の争点を、郵政民営化の賛否だけに絞ろうとする向きがあるようですが、750億円もの選挙費用をつぎ込んで膨大なエネルギーを使いながら、一点にだけ信を問うのは、あまりにももったいない話です。
 年金などの社会保障問題、外交、教育、憲法改正、そして、少子高齢化に突入した国の未来像等国民の関心は、広い分野に広がっています。幸いながら、今回は各党ともマニュフェストを作成していますので、じっくり見比べて一票を行使したいものです。
 マスコミが、いくら刺客論争の話題をあおろうとも、国民は、これから3週間の間冷静に考えていくものと私は、信じています。そして、何よりも、投票に行って頂きたいのです。われわれの生活は、投票結果による政治によって大きく左右されていくのですから。

 

(2005.8.15)
■終戦60年、戦没者のご冥福をお祈りします。戦争体験を次代に語り継ぐ努力を。(N0.150)

<写真:8月15日午前6時に靖国神社の開門を待って入る参拝者=ライブドアニュースより引用。今日だけで20万5千人が参拝した。>
 60回目の終戦記念日に、政府主催の「全国戦没者追悼式」が開かれましたが、今回初めて、戦没者の親の参列がゼロになったのが印象的でした。遺族の高齢化が進み、子を失った親の気持ちを伝えることが難しくなってきました。
 体験は、個人的なもので、体験者が語ることが他の人に説得力を持つものです。体験者がいなくなると、風化してしまうことになります。しかし、それでは、歴史の教訓は次代に引き継がれず、また同じ事を繰り返してしまいがちです。それでは、いけないと、数多くの民間の方が語り部として、活動されています。
 茨城県内でも、空襲や艦砲射撃で多くの犠牲者が出ました。これらの事実を、きちんと次代に引き継ぐのも、県や市町村など自治体の大きな役目だと私は思っています。そしてその体験者の生の記憶を聞くのは、いまをおいて時間がないと思います。後10年たったら殆ど不可能になってしまうでしょう。
 県は、率先して、戦争をいろいろな形で体験した人の生の映像や声を収録し、子供たちの平和を尊ぶ教育にも活かしていくべきでしょう。むかしは、大家族のなかで、言い伝える事ができましたが、核家族の現代では、できなくなってしまっています。
 子供たちの平和への希求をはぐくむ努力をしていきたいものです。今日は、平和こそが、すべての源であることを改めて認識する日にしたいと思っています。

 

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■ETC専用インター、国交省が10月にも本格運用を決定か。友部SAはどうなる?(N0.149)

<写真:7月1日の成功祈念祭>
 8月12日茨城新聞によると、国交省は、全国28カ所で実施しているETC専用インター社会実験の試験結果を分析して、ある程度利用台数が見込め採算がとれれば実験を継続させるなど本格運用に向けた条件を固めた模様です。
 継続するインターの利用台数を幅で示す模様。また、ほかの条件は、@観光地や病院、工業団地へのアクセスの短縮と言ったインターの必要性が明確であることAアクセス道路などに必要な改良を自治体が行うことーなどとする方針のようです。
 1日当たりの利用台数は、駒寄PA(関越道・群馬)の1400台がトップで、友部SAは、620台(同記事による)のようである。私は、友部SAは、上記の条件は、県立中央病院が、友部町内にあり、またSAの隣接地には、約100haの総合流通センターがあるなどからすべてクリアできるものと考えています。
 県高速道路対策室によると、友部SAでのETC利用台数は、8月11日までの平均利用台数は610台のようです。平日は663台で、休日は492台、最高は、789台の日がありました。9月19日まで実験が行われますが、目標の1日650〜700台にもう一歩の努力が必要です。
 私も、できるだけ利用しております。皆さんもぜひご利用にご協力をお願いします。目指すは、「恒久設置」です。
 友部SAの動向が気になったため、本日、同室に詳しい状況を確認しようとしましたが、残念なことに国の方針は、初めて新聞情報で知ったようでした。担当部課は、もっと早く情報を掌握する努力が望まれます。

 

(2005.8.9)
■友部高校演劇部が全国第2位、文化庁長官賞に輝きました。(N0.148)

<写真:8月1日に帰郷した部員の皆さん=05.8.9茨城新聞より引用>
 7月27日から31日まで青森県で開催された全国高等学校総合文化祭(総文祭)で、友部高校演劇部が演劇部門の第2位に当たる文化庁長官賞を受賞しました。同部門では、県勢初の出場での快挙です。心からお祝いを申し上げます。
 演目は、「トシドンの放課後」、高校を舞台に、校内謹慎になった少女と別室登校を続ける少年の心の交流を描いた物語です。出演者は3人だけです。ぼくとつとした、少年(=配役は岩間町出身の部員)との間をとった言葉のやりとりが観客を引きつけます。残る部員7人全員が裏方で支えます。
 同校は、8月27日に、東京の国立劇場での優秀校東京公演に出場します。問い合わせは、TEL03−5321−1111へ。 なお、公演の様子は、29日、午後0時15分から、NHK衛生第2の「青春舞台2005(仮)」で放送される予定です。

 

(2005.8.2)
■最後の郡消防ポンプ繰法大会の優勝をめざして、猛練習に励んでいます。(N0.147)

 私の選挙区の西茨城郡は、市町村合併で、10月1日に岩瀬町が桜川市になり、また、友部町と岩間町が来年3月19日に笠間市になります。つまりその日をもって、郡を構成する市町村がなくなるため、「西茨城郡」は自然消滅になります。
 広域的な結びつきの元になってきた「郡」は、諸団体の交流の単位としても、多くの役割を果たしてきました。最近では、どこの会合や大会に行っても「これが最後です」と言われています。戦後から継続している行事も多く、大変寂しくも感じます。
 消防も、9月4日に開催される第56回県消防ポンプ繰法大会西茨城地区大会が最後の大会になります。この暑い中を、それぞれの職場の仕事を終了してから、夜や、早朝に練習に励んでいます。これまでは、隔日でしたが、8月からは毎日です。広域消防署の指導を受けて、きびきびした動作の元に、ホースを肩に担いで全力疾走をして、つなぎ、放水までのタイムを競います。
 私も時々、激励に行っていますが、夜8時に集合して、終了は、10時を過ぎます。チームの競技ですので、全員が納得いくまで何回も行います。みんな、へばりながらも、愚痴のひと言も言わずにがんばる姿に頭が下がります。
 こういう訓練をとおして、地域の消防防災能力が維持されているのです。また消防人としての使命感も醸成されるのです。それを支えているのは、家族や団員やOBをはじめ、地域の絆です。
 友部町、岩間町、岩瀬町の出場チームが「最後の優勝」をめざして、健闘されることを切に願っています。

 

(2005.7.26)
■つくばエキスプレスに試乗しました。(N0.146)

 県議会総務企画委員会の調査を兼ねて、来たる8月24日の同線の開業前に試乗しました。つくばから秋葉原まで、快速では45分ですが、今日は各駅停車でしたので52分かかりました。
 常磐線のような揺れもなく、また、線路の切れ目でのカタンコトンという音もなく、極めてスムーズにスピードが加速していきます。最高130キロの乗り心地は、新幹線並みで、つい眠たくなってしまうほどです。
 同線は、昭和60年に「常磐新線」として、運輸政策審議会の答申で認められて以来20年の月日を経ての開通です。当初は、2000年の開通をめざしていましたが、5年遅れての開業です。建設費は、約1兆円です。
 私が、県職員であった頃、現在の「研究学園」駅にあった自動車研究所の移転に着手したものでした。そのころは、イメージさえはっきり描けなかった新線でしたが、構想さえしっかりと描けば、施策というものは実現するものなのだなと改めて感慨深く思いました。
 私も、政治家として、未来を見据えた施策を提言していくことの大切さをこれまで以上に肝に銘じていくつもりです。
 茨城県では、県内で約1700haの区画整理事業による沿線整備を進め、計画人口10万人を貼り付けようとしています。都心からの時間では、横浜などと遜色ないこの沿線に、魅力を持って住んでもらわなければ、新線の経営も大変です。
 また、工事費の縮減で浮いた金で、東京駅延伸(約1000億円)も提案され始めました。本県の橋本知事も、このことについては、極めて分かりやすく提案して、リーダーシップを発揮しようとしているようです。私は、知事の政治家としての豹変ぶりに驚いていますが、本来はこうあるべきだと評価しています。
 また、土浦や、百里までの延伸の話も話題になってきています。つくばでストップしておくのは、本県全体の利便性や、発展のことを考えた場合には、もったいないことだと思っています。ただ、限られた財政の中で、「施策の選択」をどうしていくのか、これまで以上に大事になってきています。

 

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