・<県政に対するご意見をください>   あて先は tokoiy@atlas.plala.or.jp
このコ−ナ−では、常井洋治が、「日々の活動」、「最新の県政情報」、「身近なできごと」や「新たな感動」などについて、皆様に発信します。
また、皆様から、県政に対するご意見やご提言をいただき、常井洋治がコメントさせていただきます。
そして、常井洋治と皆様の、双方向の「県政ほっとコ−ナ−」にしたいと考えています。

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茨城県議会議員 常井洋治『県政について語ろう』

2010/03/07
■茨城空港開港式典が行われました。(N0.357)

 (2010.3.7)
私の家から茨城空港まで30分かかりました。常磐道岩間ICからの直結道路が10日に開通する予定ですので、もっと短縮できることでしょう。ターミナルビルは、相当コンパクトで、いかにも地方空港といったところです。飛行機にタラップで乗る方式にしたり、1階に出発と到着手続きをまとめたことにより、航空会社にとってはコストメリットが大きくなります。

格安航空会社(LCC)が就航しやすいように設計も途中で変更した経緯があります。実は、98番目となる最後の地方空港となる茨城空港は、LCCに特化した、これまでの空港とは差別化していくことが生き残る道だと私が担当課長に非公式の場で提案したものです。課長もちょうどそういうことを検討してみようかと思っていたときで、いつも半歩先に考える私と殆ど同じようなことを考えているときだったようです。今になっては、そんなことをいっても信じる人はいないかも知れませんが、それから本格的にLCCの検討が始まったのです。

私は、総務企画委員会の副委員長の時に、飯塚委員長らと北海道、大阪、福岡、沖縄まで就航に向けてのPRに励んできましたが、11日の第1便はアシアナのソウル便のみです。4月からはスカイマークの神戸便が一日一便就航します。同社の会長は、あいさつでLCC仕様の茨城空港に魅力を感じたと述べていました。

知事も挨拶の中で前原国交大臣が就航は県の自助努力でやるべきだといったことに反発を述べていましたが、これからの就航路線の確保をして、首都圏の第三空港として位置づけ、多くの県民からつくって良かったといわれる「県民空港」になるまでの道のりは大変だと思いました。

写真中:無料駐車場
  下:手前が民間用滑走路、奥が自衛隊用

 

2010/02/24
■学校給食で米消費拡大を(N0.355)

(2010.2.24)
 農林水産委員長は、「米消費拡大推進会議」のメンバーに充て職として入っています。私は、米党で殆ど朝・晩2食はご飯食です。しかし、年間の一人当たりの米の消費量は、平成20年度で59.0kg、これは、昭和37年ちょうど私が小学生の頃の118.4kgと比べてほぼ半分となっています。これでは、米が余ってしまうわけです。

 学校給食に米飯を取り入れて少しでも消費拡大を図ろうとしています。本県での平成20年度の米飯給食は、週2.9回で全国平均の3.1回を下回っています。実質日本一の農業県で、全国第5位の米生産県としては、残念な現状です。20年度の本県の米生産量は、41万5,600tでその内学校給食での消費は
2,819t(0.67%)とわずかではありますが、重要な部分なのです。

 週5日全て米飯給食にするくらいの意気込みが欲しいものです。パン屋さんやうどん製造業者に気兼ねもあるようですが、一食当たりの価格がパン:40円、米飯:63円と差額が23円あることが拡大できないネックとなっていると説明がありました。従来もずっとそう説明されてきました。しかし、委員の弁当業者さんから、米飯の方が安いはずだと指摘があり、数字の見直しをすることになりました。市町村の給食センターの人件費が、民間と違うのではないかと思われます。数値を鵜呑みにしていてはダメだと思いました。

 また、「弁当の日」の紹介がありました。香川県の小学校長が提唱したもので、子どもたちが親の手を借りずに食材の購入から、調理、盛りつけ、後かたづけまで行い、学校で手持ちの弁当を食べるという活動です。食育と米消費拡大の効果があります。本県でも実践校が出てきています。友部高校へ卒業式に行ったとき、同校でも「弁当の日」が既にあったことに驚きました。

 米の戸別所得補償で、米粉用稲の生産も増えると思いますので、米粉を使ったパンやうどんを学校給食へ取り入れたりして、先ずは、地元でとれた米を食べて地元の農業をみんなで守っていきたいと思います。

 

 

2010/02/23
■お陰様で国道355号石岡岩間バイパスが全線開通しました。(N0.354)

(2010.2.23)
 同路線笠間市市野谷(いちのや)地内〜石岡市東成井地内2,750mが今回開通しました。これで全線7,850mが全線供用されます。平成元年から事業着手して20年余の時間と約94億円の事業費を投じてやっと完成しました。既に無料化されている旧石岡有料道路とつながりますので笠間市内岩間地区から石岡を経由してつくばまで高速を使わないでも40分くらいでいけることになりました。生活利便が飛躍的に向上しました。関係者の皆様に感謝申し上げます。

 旧道の交通混雑や安全面から多くの地元の皆さんから早期完成を求められ、私は、一日も早い完成を求めて一般質問を重ねてきました。土木部サイドから「答弁では21年度完成は明言できない」という事前の話がありましたが、私は「絶対に21年度でなければ納得できない。何としてもそう答弁して完成して欲しい」といった厳しいやりとりもありました。土木部の皆さんには無理をお願いして迷惑をかけ、大変な努力をして頂きました。ありがとうございました。

 開通式には、上月(こうづき)副知事が出席されましたが、私との会話の中で「やはり道路ができるということは良いことですね。でも、来年度からは、どうなってしまうのか心配です」と公共事業費大幅削減の行方を案じている様子でした。財政再建担当副知事として、県出資団体等調査特別委員会では「デーモン上月」も苦悩の日々を送られているようですが、つかの間の息抜きといったところのようでした。当日は、岩間中の生徒のブラスバンド演奏の中、地元の皆さんがお祝いに大勢駆けつけてくれました。こういう光景に触れるのも上月副知事の今後の県政運営に大いに役立つのではないでしょうか。

 写真上:左端は上月副知事
   中:テープカットとくす玉割り。逆光でよく見えないのが残念です。
   下:駆けつけた地元の皆さんと

 

2010/02/19
■県立中央病院に悲願の「救命救急センター」開設へ(N0.353)

(2010.2.19)
 私が12年前から叫び続けてきた中央病院への救命救急センター開設が、ようやく実現する見込みになりました。今日の県出資団体等調査特別委員会で、古田病院事業管理者が私への答弁で明らかにしました。

 今年10月にオープンする救急センターを軌道に乗せれば、救命救急センターとして認められるので、それを目指すということでした。何度もあきらめかけていた私の夢でしたが、継続して主張してきたことが実現する喜びに感無量でした。  

 これまで支えてくれた皆様と橋本知事や古田管理者、永井院長始め関係者の熱意の賜と改めて感謝いたします。同病院の近くの住民が救急車を呼んでも、受け入れてもらえず、その前を通り越して済生会病院に運ばれていく姿を見て、悔しさと無力感にうちひしがれたこともありました。

 そういうことがバネになって、何度も質問を続けてきました。そして、橋本知事に医師を連れてくる力のあるCEO(最高経営責任者)をおいて、中央病院を抜本的に変えなければ、今のままでは誰も責任者のいない幽霊病院のままになってしまうと直談判をしたこともあります。

 私のそういう進言に耳を傾けてくれたこともあって、古田管理者を招聘し、永井院長が着任して、経営改善を含めスタッフの意識改革も進み、患者の見る目も相当良くなってきたと思っています。そういう人を選任した橋本知事には、これまでも率直に高く評価をしてきました。

 今日は、その経営改善の状況を審議するために初めて永井院長が委員会に答弁者として出席しました。産科や小児科入院の再開の予定、中央病院からの地域医療のあり方についての発信、看護師など医療スタッフの力を結集する体制づくり、などについて永井院長の考えを私が質問しました。

 永井院長は、いつもどおり淡々と丁寧に答弁していました。永井院長の現場の「ナマ声」を聞けて良かったと思っています。他の委員もそう感じていたようです。
写真上:質問する私
  下:答弁する永井院長

 

2010/02/18
■あの土木部までも随分ドライになったもんだ。(N0.352)

(2010.2.18)
かつて茨城県土木部は、大きな予算を持ち県庁組織でありながら、土木部長は知事に匹敵するくらいの大きな権限を誇っているように見えていました。。県議会でも道路要望を実現するために土木委員会は花形の委員会で、希望者が圧倒的に多かったと聞いてきました。

 土木部の職員は、実によく働き人情に厚く酒も大いに飲める人が揃っており、親しみが特にわく「人種」であったと思っています。しかし公共事業費削減で、予算もピーク時に比べて半減して、何となく元気がなくなったようで心配していました。

 そういう中でも、私が何度も質問をして、足繁く通い実現に向けてお願いしてきた地元の道路整備要望を着々と進めて頂き、本年度内には、4本の幹線道路が開通する運びとなっています。一本目として楽しみにしていたのが、大洗友部線の茨城中央工業団地と旧流通センター(茨城中央工業団地笠間地区)を結ぶ東西幹線道路です。

 この道路は、橋梁があるため予算が足りずに長い間ストップしていましたが、現在の須藤土木部長が、水戸土木事務所の次長時代に橋梁を短くする設計変更をして予算圧縮をしてやっと工事開始に至ったものです。

 私は、いつ開通式をやるのかと思っていましたが、今日現場を通ったらもう開通しているではありませんか。これまで車止めのあった箇所に小さく「通行できます」の看板があるだけでしたので、半信半疑で恐る恐る入ってみました。予算と手間の節約なのか、驚きとともに、私にも事前に何の連絡もくれず、取り立てて開通式典をすることもなく供用されていることに、ついにあの土木部までがそうなってしまったのかと思いました。

職員数の削減と予算のひっ迫によって議員と職員の関わりは大分ドライにあっさりとなってきているような気がします。それにしても「あの土木部までが」と自分なりに「渡り初め」をしながらつぶやいていました。でも、そういう供用開始が、当たり前なのかも知れないと思ったりもしました。自分の気持ちの中で、晴れのテープカットでもしましょうか。

 

2010/02/17
■自民党政調会で22年度予算案の事前勉強をしています(N0.351)

 (2010.2.17)

 22年度の予算案の内示がありました。県議会大会議室に橋本知事始め全部局長が揃って自民党議員団に説明をします。県議会多数派の自民党には、橋本知事が出席しましたが、他の会派は、副知事や総務部長や財政課長などが分担して説明してきたのが通例でした。、政権交代や知事選を踏まえて、今回どうなったのかは私は確認していません。

 まる2日間にわたって、担当課長から施策の説明を受けます。聞く方もしんどいものですが、この事前勉強を踏まえて、一般質問や常任委員会等の質問を構成するために、各議員とも真剣そのものです。

 知事選で生活大県を標榜した橋本知事だけに、随所に工夫の跡がかいま見れる予算だなと見ています。特に、私が知事と論戦を交わして提唱してきた医師不足解消のための県立高校への医学部特進コースなどは、私立高校分も含めて実現できます。近い将来医師数増加に大化けしてくる施策だと思います。

しかしながら、5期の長期政権だけに過去の事業が少ない予算で継続で残っているものも多く、大きく組み替えはできないジレンマがあります。思い切った事業仕分けによるメスを入れる部分もあるように思います。一度そういうことも是非やってみたいものです。

写真上:自民党県連政調会に副会長として出席しています。(窓際)
  下:説明の順番を待つ職員の皆さん。寒くて申し訳ありません

 

2010/02/09
■伸ばそう!ふるさと力(N0.350)

 (2010.2.9)
 茨城県ふるさとづくり大会に西條議長の代理で出席しました。昭和38年に当時の岩上知事が「田園都市構想」として始めた農産漁村地域ふるさとづくり事業が脈々と続いているものです。

 (社)茨城県ふるさとづくり推進センターが主催し、コミュニテイセンターを拠点に活動している実践活動の事例を発表して、ふるさとづくりの意識の高揚を図ろうとするものです。
 
 今回は、私の地元の土師(はじ)集落など4団体が表彰を受け、その活動の発表がありました。土師地区は、「みずほの会」が中心になって実に活発にコミュニテイ活動をしています。めだかの池づくり、ロードパークの植栽管理、古代米の田植え・収穫、そばの収穫・そば打ち、涸沼川の堤防の草刈りその他諸々です。お年寄りを大切にし、子どもたちに集落の良さが確実に伝わっていきます。私の知る限り、一番元気のある集落だと思います。

 同じ土師集落に住んでいる農学博士の小泉浩郎(こうろう)さんが、標記のタイトルで記念講演をされました。今の時代こそ、農村の良さを見直して、ともに元気で暮らしを楽しむ場=ふるさとにしていこうということを、世界での同じような傾向を披瀝して話されました。

 それにしても、岩上知事の思想が今日まで50年も生きていることに感心をしながら、隣席の橋本知事にも後世に残せる哲学をそろそろ打ち立ててみてはどうかと語りかけてみたくなりました。

 写真上:県議会議長代理でのあいさつ
   中:表彰を受ける土師みずほの会副会長の石崎さん
   下:講演をした小泉浩郎さん

 

2010/02/02
■「儲かる農林水産業」をテーマに農林水産委員会がスタート(N0.349)

(2010.2.2)
 県議会常任委員会は、定例会閉会中にも審査テーマを設けて、勉強会や現地調査をして最後に執行部に提言をします。私が委員長を務める農林水産委員会では、「儲かる農林水産業を核とした地域活性化」をテーマに決定しました。

 地産地消を基本とした地域循環型経済システムを作り、農林水産業者の所得の安定と向上を図ることが、地域コミュニティの崩壊を食い止め、地域活性化につながると思っています。今回は、分かりやすくズバリ「儲かる」としました。

 第一回目の今日は、執行部から現況を聴取しました。その中から、茨城農業の特長を挙げてみましょう。
【農地】
 @ 耕地面積は、17万6千haで全国第2位。総面積に占める耕地の割合は、29%で全国第1位。
 A 経営耕地面積のうち57.1%が田、42.9%が畑。
 B 耕作放棄地面積は、約2万ha(ほぼ鉾田市の面、笠間市の約8割)。10年間で約1.9倍に増加。

【農家・農業者数】
 @ 販売農家戸数は、8万5千戸。うち、農家所得の50%以上が農業所得の農家=主業農家数は、1万8千戸で全国第4位。
 A 基幹的農業従事者数は、10万7千人。65歳以上の割合は58.2%。
 B 21年度の新規就農者は248名、うち40歳以上が59名。  

【生産・流通】
 @ 21年の水稲生産量は、40万2千tで全国第5位。
 A 東京都中央卸売市場での本県青果物の取扱金額のシェアは10%超。16年から6年連続第1位。

【農業産出額】
 @ 20年度は、4,284億円で北海道についで第2位。15年ぶりに、実質日本一を奪還した。北海道は、ダントツの10,251億円。3位は、千葉県4,216億円、4位は、鹿児島県4,151億円と伯仲。
 A 本県の内訳は、園芸2,037、畜産1,141、米958億円。
     
写真上:委員長として初めてのあいさつ。
写真下:委員席から執行部席を見る。

 

2010/01/31
■12年連続自殺者3万人超、本県も昨年768人に愕然(N0.348)

 (2010.1.31)
 警察庁の自殺統計に基づく報道がありました。昨年の自殺者は、暫定値で3万2753人、前年より504人増え過去5番目の多さです。私が初当選した1998年から12年連続3万人を超えています。県内でも、700〜800人で推移しており、昨年は、前年より58人増え、768人になりました。

 この異常な数値は、日本社会の「貧困」の証左だと思います。リーマンショック後に急増するなど、経済的理由によるものも多いようです。年度末や4月に特に多いため、うつなど危険性の高い人への相談窓口の設置などの対策強化を国も要請しているようですが、県の体制は果たして十分なのか心配です。 

 そういう私でさえ、かつて自殺を思い立ったことがあります。自殺に至るか思いとどまるかは、本当に紙一重なのです。その一線を越えないようにするのは、家族や周りの人間の気づきと励ましにより本人が生きる前向きの気持ちを持つことが大事なのは言うまでもないことです。

 同時に、職場や学校、地域社会でのいじめを根絶し、経済不況の中であえぐ中小企業経営者や勤労者に温かい手をさしのべる社会の仕組みを作る人間社会の強い意思が大事だと思います。県内の自殺者の数を見ても、誰もが決して他人事ではなく、良く聞いてみると身近に事例があるのではないでしょうか。

 自殺は、取り残された家族にも大きな精神的なショックになり、問題になっています。12年間で40万人近い人の命を自殺という形で失う日本の社会の現実にやるせない思いを抱きつつ、何とか微力ではあっても県政の中で対処をしていきたいといつも思い続けています。

 こういう瞬間にも、自殺を考えている人がたくさんいるかも知れません。「辛いけど、1人だけの命じゃないよ。あなたを思っている人がいるんだから、とにかく生き抜いてみようよ」とみんなでメッセージを出しつづけていきたいですね。

写真:笠間市の成人式にて。溌剌としたすばらしい人生を切り開いていって欲しい。先輩の大人として、応援をしていきたい。

 

2010/01/25
■生活保護費が急増。押し寄せる生活不安にどう対処するか(N0.347)

(2010.1.25)
 経済情勢の悪化を反映してか、町村部の生活保護受給人員が、21年11月末で前年同月比で20.6%増になっています。県は、生活保護費の給付の1/4を負担していますが、当初予算では5億円不足することになり、議会の開会を待っていられないため、知事の専決処分で追加予算を組みたいとの申し入れがありました。

 相対的貧困率が15.7%という発表や最近の県政世論調査で1年前と比べて「暮らし向きが悪くなった」という人が5割を占めているという現実と併せて、いわゆる不景気が県民の生活をむしばみつつあることが分かります。

 政権交代後、政府から景気回復を何としてもやるんだという意気込みが伝わってこない中で、我々県議会は、どう対処していくべきなのか、2月末からの次期県議会での課題も大きくなっています。

 何せ、県税収入が落ち込む中で、県の財政はひっ迫の度を益々深めており、前述の5億円さえも枯渇寸前の一般財源基金からの繰入金でやっと補てんしている現状なのですから。

写真上:笠間市上郷地区でのどんと焼きは、にぎやかだった。
  下:国道355号石岡岩間バイパスが20年の歳月をかけてまもなく開通する。分断される旧道についての要望に、現地調査をする。

 

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